各相続人の納付税額の計算

1341
④各相続人の納付税額の計算

 相続税の総額から、各相続人が実際に相続した相続財産の価額に応じて、各相続人の相続税額を計算します。

相続税の総額×実際の相続割合=各相続人の納付税額


 また、次のような調整計算をして、最終的に納付する税額が決まります。

1)2割加算

 財産を取得した人が、被相続人の配偶者や一親等の血族(親及び子)以外の人であれば、その人の相続分に対応する

相続税額に2割の額が加算されます。

 これは、子を飛び越して孫に直接財産を遺贈すると、相続税の課税を1回で済ませることができること。また、被相続人

の兄弟姉妹や代襲相続人ではない孫、親戚など血縁の遠い人や血のつながりのない友人、知人など、本来なら遺産を取

得できない人が、運良く取得できたということで、税負担を調整するために加算されます。

 ただし、子が既に亡くなっている場合の代襲相続人である孫、養子、養親は、民法上一親等の血族となるので、2割加

算は適用されません。しかし、被相続人と養子縁組をした孫(いわゆる孫養子)には、2割加算が適用されます。