ある一定の資産まで相続税はかからない

0835
② 相続税の基礎知識

3) ある一定の資産まで相続税はかからない

 相続税はすべての人にかかる税金ではなく、一定以上の財産を相続する時に発生する税金です。一定以上の財産とは、土地や建物、預貯金、株などの合計財産が3600万円以上です。なぜ3600万円以上なのかというと、相続税には基礎控除というものがあり、基礎控除の範囲内であれば相続税は一切かからず、申告の必要もないからです。では、この基礎控除がいくらかというと、基礎控除:3000 万円+(600 万円×法定相続人の数)となります。つまり、法定相続人が増えれば増えるほど、基礎控除額が多くなるということです。
 例えば、妻と子供1人の合計2人が法定相続人になれば、その基礎控除額は

3000 万円+(600万円×2人)= 4200万円となります。

 この時、相続財産の合計が4200万円以下であれば、相続税を払うことも申告する必要もありません。つまり、相続税とは相続財産から基礎控除分を差引いた残りの資産にかかってくる税金なのです。