実録!家賃滞納による強制退去

こんにちは、経理の藤原です。

家賃集金や滞納督促に関係する業務は、経理の仕事の半分を占めています。その中でも厄介で時間がかかるのは滞納による明渡し手続きです。今年9月23日のブログで家賃保証会社について紹介しました。その記事の続きにもなりますが、実際に滞納者を退去するまでに至った例をご紹介します。
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 今回紹介する例は・・・

一人住まいの男性。普通賃貸借契約を結んでいて家賃保証会社に加入している方でした。

ある時から家賃が遅れがちに・・・そして保証会社が毎月の家賃を立替えるようになり数カ月が経過して

保証会社の方から当社に滞納状況の連絡が入りました。

「現在2か月分の未払いがありもうすぐ3ヶ月目に達します。内容証明を送る準備をしたいので・・・」

とのことでした。

すぐに保証会社から書類が届き、こちらもすぐに記入押印して保証会社に返送。それからすぐに契約者のもとへ発送さ

れました。通知の内容は「何時までに未納分全額払わなければ契約を解除します。契約解除後は〇日後までに物件を明

渡しなさい。」というものです。この郵便は受取っても受け取らなくてもそのあとの流れには影響はないようです。ち

なみに今回の方は郵便物を一切受け取らず送り返されてきました。(-_-;)



 その後、保証会社の担当弁護士が裁判所に訴状を提出します。
(その前に訴状提出にあたって契約書原本、委任状、評価証明、図面など必要書類の準備が必要です。)

訴状を提出後に初回の訴訟期日が決まります。今回の初回期日は提出の約2か月後でした。




 そして2か月後・・・初回期日。場所はさいたま地裁。

原告側(保証会社の弁護士)が出廷し被告(契約者)はもちろん欠席でした(郵便物受け取っていないので期日を知らなか

った?)のでそのまま終結。1週間後に勝訴判決が出ました。




 それからは退去までノンストップです。

判決後は約1か月後に裁判所の執行官が物件に向かいます。そこで明渡しの催告をするのですが、これ

は物件の室内に執行官が入って断行日(強制退去する日)を記載した公示書を貼り付けます。鍵やチェー

ンをかけていても入室します。執行官に同行していた方がビニールひもでチェーンを一瞬で外していました(*_*)!

今回の借主は部屋で寝ていましたので執行官がやさしく起こして断行日を告げて公示書を貼ってその場は終了。

この時に部屋の中を見て断行日に家財等を移動するのに保管するスペースや処分するときの金額を見積もっているそう

です。逆に借主が不在で生活している様子がすでにない場合は即時に明渡しが行われる場合があるようです。




 さて、催告で部屋にいた今回の契約者ですが断行日には必要な荷物だけもって出て行っていました。

あとは部屋を空っぽにして終了~。多くの場合、黙って必要な荷物だけもっていなくなっていることが多いそうです

がなかには抵抗したり妨害したりする人もいます。(・へ・)
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その場合も必要に応じて対応します。説得して連れ出したり、警察を呼んで連れ出したり。。。

とにかく諸々キレイに片付いて大家さんは一安心。また次の入居者を募集しました。



おしまい