契約の準備(ローンの申込み)

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(1) 契約までの準備・確認作業を行う                                        買付申込が通ると、買主は契約までの準備作業に入ります。ここでは買主が契約までに準備しておきたいことの確認ポイントを見ていきましょう。
① ローンの申込みを行う

 売買にあたって融資を利用する買主は、金融機関に融資の申込みをします。住宅を購入する人は住宅ローンを、アパートを購入する人はアパートローンとなります。ただし、このほかにも金融機関が企業の事業資金として貸出す「プロパー融資」と同様に、アパート経営を事業とみなし、「プロパー融資」をしてくれる金融機関もあります。この場合はアパートローンのように条件や金利が予め決まっているわけではなく、事業の状況や経営計画、申込人の属性や金融機関との過去の借入実績などによって変動します。最初から「プロパー融資」を利用するのは難しいかもしれませんが、ある程度実績をつくった人であれば、次の物件購入にあたり申込んでみるのも良いかもしれません。
 次に金融機関は、融資の申込みをすると、本人と物件に対しての審査を行い融資ができるか否かを判断します。この審査は住宅ローンの場合で通常、10営業日から15営業日くらいかかります。アパートローンの場合、金融機関によって調査をする基準が違うので一概にはいえませんが、取引きのない金融機関で申込んだ場合、住宅ローンよりも審査の期間が長くなると考えておいたほうが良いでしょう。
 一般的に、本人審査は現在の年齢、勤務先、勤続年数、雇用形態、年収などがチェックされますが、そのローンのほかに借入がある場合、その借入金についても審査対象となります。例えば自動車ローンが数年残っていたというようなケースであっても、ローンの融資幅が減額されてしまうことがあるので注意が必要です。また、同じ収入を得ていても、自営業とサラリーマンでは金融機関が審査する基準が違うことがあります。したがって、予め融資を申込む金融機関に打診しておき、ある程度の物件規模における融資の内諾(簡易審査の結果)を受け取ってから買付申込書を提出すれば、買付申込が通る可能性はより高まるはずです。

◀ 一般的に自営業のほうが融資審査は厳しい。