重要事項説明の内容とチェックポイント(9)

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重要事項説明の内容とチェックポイント(9)


11.売買代金に関する事項


 ここからは取引条件に関する事項です。この欄では売主と交渉した売買代金が記されています。土地付建物なら土地と

建物に分けて記載されます。後日、契約書を取交わす際にはこの金額が契約書に表記されます。


・代金以外に授受される金額

 売買の代金以外に金銭が授受される場合、その金額と目的が記載されます。「手付金」「固定資産税などの精算金」、

マンションなどであれば、「管理費・修繕積立金などの精算金」が記載されています。手付金に関しては最終残代金の決

済時に、売買代金の一部に充当され精算されます。また、当該売買契約を買主の都合で解除した際、この手付金は解約

手付として放棄しなければなりません。固定 資産税と都市計画税の精算は納税通知書もしくは納税証明書など税額の裏

付けができる書類に基づいて精算書を作成します。1月1日、もしくは4月1日を起算日として決済日の前日までが売主負

担、決済日以降が買主負担となることが不動産取引の慣習的には多くなっています。どちらも最終残代金の決済日に現

金や預金小切手などを用いて精算します。


◀ 地域の慣習として関東圏は1月1日、関西圏は4月1日のケースが多い。