不動産会社と媒介(仲介)契約を結ぶ

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② 不動産会社と媒介(仲介)契約を結ぶ

   不動産の売買、交換、賃貸の契約の成立に向けた斡旋活動が、「媒介(仲介)」です。媒介の委託をする委託者と受託を受ける業者との契約を「媒介契約」といいます。媒介を委託することで、委託者は迅速に不動産に関する目的(例えば空き部屋に借主を見つけてくることなど)を達成できます。受託者である不動産業者は成約の際、受託報酬である仲介手数料を受領します。
 媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。
 媒介契約は宅地建物取引業法の定めで、書面で結ぶこととなっています(業法34条の2)。媒介契約を受託した不動産業者は、「売りたい」「貸したい」という情報の場合、受託した物件の情報を「レインズ」という指定機構(不動産業者間のインターネット通信)に登録します。専任媒介の場合は契約締結から7日以内、専属専任媒介契約の場合は5日以内に(業者の休業日は含みません)に登録しなければならないとされています(業法34条5項)。受託を受けた不動産業者は、指定機構に情報を登録するほか、価格の根拠の明示、重要事項の説明、重要事項説明書への記名押印及び交付、契約書の作成、記名押印及び交付、物件引渡し事務の補助などの業務を行います。

重要
一般媒介の依頼者は、依頼したすべての業者に対し、成約した旨を遅滞なく伝えなければならない。この通知を怠った場合、業者は成約後に善意で行った業務に要した費用の返還を要求できる。