中古建物の調査その7

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中古建物の調査その7

 物件調査に訪れた時に、確認しておきたいポイントを説明します。ここでは、主に木造アパートの室内(床、壁)について

記載します。

⑦ 室内(床、壁)


 室内は確認しておきたいポイントが数多くあります。まずは、建具の建てつけを見てみましょう。床や壁に傾きがある場

合、建具自体の開閉が上手くできなかったり、隙間ができていたりします。そのことが直ちに床や壁の傾きに結びつくわけ

ではありませんが、判断材料にはなります。

 さらに、壁に大きな亀裂がないかも確認しましょう。もし亀裂が発見されたら、その原因を探らなければなりません。石膏

ボードなどが原因であれば、建物の本質的な問題には繋がりませんが、例えば前述のような不同沈下などによる亀裂な

ら要注意です。

 また、雨漏りや水漏れの跡がないかもチェックしましょう。もちろん、遮音性の確認も重要です。窓を閉めた状態と開け

た状態の両方を確認して下さい。窓を閉め切っていれば全然気にならないのに、開けるとすぐ近くの踏み切りで話し声も

聞こえなくなる、といったケースもあります。音の問題は主観的な要素が強いものの、快適性を左右するため、予めしっか

り確認しておきたいものです。