中古建物の調査その3

1445
中古建物の調査その3

 物件調査に訪れた時に、確認しておきたいポイントを説明します。ここでは、主に木造アパートについて記載します。

③基礎

基礎に大きなクラックが発生している場合、第一の原因として「不同沈下」が考えられます。地盤そのものや、建物の重量

バランスが悪かったりする時には、建物へ傾きが発生し、不同沈下するわけです。髪の毛程度の細い、わずかなクラック

であれば大きな問題はありませんが、0.3㎜以上のクラックが見つかったら要注意。何らかの原因があるはずです。クラッ

クスケールなどで、クラックの幅を計測しましょう。

 このクラックスケールは、ホームセンターにて数百円で入手できます。また、基礎の周辺も注意深く見てみましょう。「

(ぎどう。アリの集団がつくる道)」はできていないでしょうか。もしあれば、シロアリがそこに巣をつくっている可能性が

あります。アリは団体で移動するため、巣があると道ができるのです。特に浴室周りなど、巣をつくりやすい水周り近辺を

観察しましょう。