不動産投資のステップ

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不動産投資のステップ

 不動産投資(ここでは収益不動産の投資のことを指す)は、ほかの投資とは大きく違う点があります。それは、投資家本人が経営者(大家)となってその運営をしなければならないということです。他の投資は、資金を投資した後は結果を待つのみ。経済や金融市場の動向により、結果が良くなったり悪くなったりします。しかし、不動産投資は違います。オーナーの裁量次第でそのリターンを大きくすることができるのです。例えばアイデア一つで空室だらけのアパートが満室になったり、貸し方の工夫をすれば家賃を上げることもできます。不動産投資が買った後にどう経営していくかが成功の鍵といわれる所以はここにあるわけです。
 とはいえ、もともと投資した物件が割高で収益性が低かったり、そもそも入居者の需要に乏しく稼働率が悪い場所だと、どんなに素晴らしい経営ノウハウがあっても、失敗してしまうリスクは十分あります。つまり、得られる収益に対して適正な金額を投資すること(収益力)。投資した後に安定した収益が確保できる立地であること(立地力)。そして購入した後、いかに収益性を高められるか(運用力)が重要になるわけです。
 ちなみにウエイトづけをすると、収益力や立地性を見ながら物件を探し購入するまでが80%、購入後いかに運用していくかが20%、というイメージです。このように、不動産投資の成功の秘訣は、物件を購入するまでが最も重要だといえます。