不動産投資のメリットとデメリット6

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不動産投資のメリット(その3)


⑤ インフレヘッジにも繋がる

 不動産投資は一般にインフレに耐えやすいといわれています。インフレとは、モノやサービスの価格が上がり、お金の

価値が下がることです。例えば、インフレになると、これまで100円で買えたものが、150円出さないと購入できなくなると

いった現象が起こり、現金、預貯金、債券などの価値が目減りすることになります。

 一方、インフレ下では、一般に不動産などの資産価格も上昇する傾向にあります。この場合、現金を不動産などの資産

に換えていれば、現金価値の下落をヘッジすることができます。また、一般的に不動産は借入れをして購入しますが、不

動産価格が上昇する一方で、借入金額は変わらないため、資産価格に比べ借入金の額が相対的に下がります。さらに、

物価上昇に伴って家賃も若干の上昇が見込めます。かつて地価が大幅に上昇した時代には、不動産投資にとってインフ

レは追い風でした。
  
 ただし、これからは必ずしもそうなるとはいいきれません。「家余り」の時代に突入したうえ、家賃の上昇は諸物価の上

昇より遅れやすいこと、インフレには金利の上昇が伴う傾向にあること、なども考えておく必要があるからです。仮に今後

インフレになったとしても、立地が悪く魅力のない物件は、資産価格や家賃は上昇しにくいでしょう。

 あくまでも一般論として、不動産はインフレに耐えやすい、ということなので、そういった面を考慮しつつ物件を選ぶ目利

き力を養う必要があります。


 メリットについて3回にわたりお話しいたしました。次回からデメリットについてお話しいたします。